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2018 SUPER GT

2018 SUPER GT

山本&バトン新コンビで念願のチャンピオン獲得

 チームクニミツの2018年SUPER GTシリーズは、残留した山本尚貴選手に加え、新たにイギリス人の元F1ドライバーであるジェンソン・バトン選手を迎えることに。結果、開幕を前に早くも話題を集めるだけに留まらず、事前の公式テストから多くのファンが詰めかける盛り上がりを見せた。一方、チームではキャリア豊富ながら初のSUPER GTフル参戦となるバトン選手とコミュニケーションを重ね、シーズン中は山本選手とのコンビネーションが円滑に進むよう努めた。

 開幕戦の舞台は岡山。朝の公式練習で車両にオイル漏れが見つかり、修復作業が必要に。寒さが残る中での予選では、まず山本選手がQ1に出走。続いて初のQ2アタックに挑んだバトン選手は、直前の降雨でウエットコンディション下でのアタックを強いられたが、5番手タイムをマークした。決勝ではバトン選手がスタートを担当、狭い岡山のコース上でタイヤマネージメントを意識した走りに特化した。迎えたピットインではタイヤ無交換を敢行。暫定トップに立った山本選手は、レース後半から攻防戦を繰り返すタフな戦いとなり、2位でフィニッシュ。チームの総合力をフル活用した初戦となった。

 第2戦富士は天候不順の影響で十分な走行時間を確保できず、予選方式が変更されるなど変則的なスケジュールの中で進められた。不安定な条件下で得たポジションは10番手。一方、500kmの長丁場である決勝は、レース序盤から僅差の攻防戦を展開。終盤になると選択したタイヤの影響を受け、ライバル勢との戦いが厳しくなったが、チームとして発揮できる力をすべて出し切り9位でチェッカーを受けた。続く第3戦は鈴鹿。初の300kmの戦いとなる。予選でシーズン最高位の2番手につけると、レースではセーフティカー導入を含む荒れた展開の中で粘りの走りを披露。激しく入れ替わるポジション争いをしのぎ、2位でゴール。今季2度目の表彰台に上がり、シリーズランキングでも暫定トップに立った。

 前半戦最後の戦いはタイ。気まぐれな雨の予選で5番手を手にしたチームだったが、決勝ではまさかのハプニングが待ち受けた。バトン選手から山本選手へのルーティン後、原因不明のトラブルが発生。間髪を入れずに2度目のピットインを強いられたことで勝機を逃し、終盤は我慢のレースとなり、11位で戦いを終えた。

 第5戦は真夏の富士。500マイルというタフな一戦は、ランキングトップの証ともいえるウェイトハンデが逆に足かせとなり、予選9番手に留まった。強い日差しと蒸し暑い天候の中、挑んだ決勝は接触によるペナルティも受けるなど文字通りタフな戦いだったが、粘り強く周回を重ね、5位フィニッシュを果たしている。第6戦は秋の一戦となったSUGOが舞台。予選日は目まぐるしく天候が変わったが、ドライコンディションのタイムアタックでバトン選手がQ1を3番手で通過すると、Q2では山本選手が最速タイムをマーク。今シーズン初となるポールポジションをもたらした。決勝は装着タイヤの影響で前半を2番手で終えたものの、ピットインでアンダーカットに成功。トップを奪還する。レース終盤にはセーフティカーランにより築いてきたマージンが消滅、残り6周で後続の猛追に遭うも、見事にシャットアウト。バトン選手がトップでチェッカーフラッグを受け、今季初優勝を達成。再びランキングトップに返り咲いた。

第7戦のオートポリスは秋晴れの中、予選3番手を獲得。決勝は前半からセーフティカーが入る落ち着きのないレース展開になり、攻防戦の中での追い上げも思うように果たせなかったが、粘りの走りを見せて5位入賞となった。そして迎えた最終戦もてぎ。理想のレースを目指してポールポジションを狙うも、予選は2番手。決勝は激しいポジション争いを繰り広げつつ緩急をつけた走りを披露し、3番手で周回。終盤の応戦をも見事にシャットアウトしてこのままチェッカー。結果、No.100 RAYBRIG NSX-GTはチーム初のシリーズチャンピオン獲得を達成し、併せて山本選手、バトン選手にとっても初となるドライバータイトルを手にすることとなった。

シーズン中は緊迫の戦いを強いられてきたNo.100 RAYBRIG NSX-GT。その一方でつねに高い注目が集まる中、ドライバーふたりはもとよりチームスタッフ全員が冷静に自分たちのレースを完遂しようと心がけ、高い志をもって挑み続けてきた。その思いが結実し、手にしたタイトル。2019年の新たなシーズンも、再び強い意志を持ち、タフな戦いに挑むことになる。

RESULT / REPORT
GT500 DRIVER RANKING
Po No Driver Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Total Behind WH
1 100
山本 尚貴
J・バトン 15 2 15 8 21 6 11 78 - 0
2 1 平川 亮 N・キャシディ 11 4 11 3 18 20 8 75 -3 0
3 8 野尻 智紀 伊沢 拓也 3 21 10 15 1 21 71 -7 0
4 38 立川 祐路 石浦 宏明 3 12 3 8 4 6 8 15 59 -19 0
5 36 関口 雄飛 8 6 1 25 15 55 -23 0
6 36 中嶋 一貴 6 1 25 15 47 -31 0
7 17 塚越 広大 小暮 卓史 21 4 13 2 5 45 -33 0
8 23 松田 次生 R・クインタレッリ 6 20 5 4 4 4 43 -35 0
9 39 H・コバライネン 15 20 1 3 3 42 -36 0
10 6 大嶋 和也 F・ローゼンクヴィスト 8 6 15 5 2 5 41 -37 0
11 19 国本 雄資 山下 健太 2 11 2 11 6 32 -46 0
12 12 佐々木 大樹 Y・マーデンボロー 5 8 5 11 29 -49 0
13 39 小林 可夢偉 20 1 3 3 27 -51 0
14 24 J・P・デ・オリベイラ 高星 明誠 5 2 6 5 4 1 23 -55 0
15 16 武藤 英紀 中嶋 大祐 1 7 8 16 -62 0
16 39 坪井 翔 15 15 -63 0
17 3 本山 哲 千代 勝正 4 1 4 3 2 14 -64 0
18 36 J・ロシター 8 8 -70 0
19 64 B・バゲット 松浦 孝亮 1 2 1 4 -74 0
GT500 TEAM RANKING
Po No TEAM Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Total Behind WH
1 100 TEAM KUNIMITSU
18 5 18 2 11 23 9 14 100 - 0
2 1 LEXUS TEAM KeePer TOM'S 14 7 14 6 21 1 23 11 97 -3 0
3 8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 3 6 23 13 18 3 23 89 -11 0
4 38 LEXUS TEAM ZENT CERUMO 6 14 6 11 7 9 11 18 82 -18 0
5 36 LEXUS TEAM au TOM'S 3 11 9 3 28 3 18 3 78 -22 0
6 17 KEIHIN REAL RACING 23 1 3 7 16 5 8 3 66 -34 0
7 6 LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 11 9 3 18 8 3 5 8 65 -35 0
8 23 NISMO 9 23 8 2 6 7 2 7 64 -36 0
9 39 LEXUS TEAM SARD 3 18 23 2 4 6 6 62 -38 0
10 12 TEAM IMPUL 3 8 11 8 1 14 3 3 51 -49 0
11 19 LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 5 1 3 14 4 14 9 50 -50 0
12 24 KONDO RACING 8 1 5 9 8 7 4 42 -58 0
13 3 NDDP RACING with B-MAX 7 3 7 2 1 6 3 5 34 -66 0
14 16 TEAM MUGEN 4 1 9 1 11 2 3 31 -69 0
15 64 Epson Nakajima Racing 2 4 5 1 1 4 3 20 -80 0
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