STANLEYTEAM KUNIMITSU

RACE 2014 SEASON

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2014 SUPER GT

ROUND7 THAI

第7戦 チャン・インターナショナル・サーキット

公式予選 10月4日(決勝レース 10月5日(
未知なるコース、タイでの戦い。適応力が問われるレース

 激しい追い上げをみせ、6位ポイントゲットを果たした第6戦鈴鹿を終えたTEAM KUNIMITSUは、戦いの余韻にひたる間もなく、慌ただしくRAYBRIG NSX CONCEPT-GTの整備を行い、コンテナに載せ日本から送り出した。2014年のSUPER GTにおける唯一の海外戦、第7戦タイに向けて車両を運搬するためだ。

 迎える第7戦の舞台は、タイの東北部ブリーラム県に新設されたチャン・インターナショナル・サーキット。ブリーラムの近郊にあるタイ・プレミアリーグのサッカーチーム、ブリーラム・ユナイテッドFCの本拠地であるニュー・アイモバイル・スタジアムの裏手に建設された新設サーキットで、オーナーが同じことから、もともとブリーラム・ユナイテッド・インターナショナル・サーキットという名がつけられていたが、タイ最大手のビールメーカー、『チャン』の名が冠され、チャン・インターナショナル・サーキットという名となった。

 この新設サーキットのこけら落としイベントと言えるのが、今回のSUPER GT開催。すでにコース舗装等も終了しているが、近年のSUPER GTにおいてタイヤのコンディションへの対応と、セットアップは非常に重要度が高い。コースレイアウトは最終戦ツインリンクもてぎに似ているという声もあるが、いずれにしても未知数なところが多く、実際のレースウイークにいかに合わせ込めるかが勝負の鍵を握るといっていいだろう。

 もちろん、小暮卓史、武藤英紀という両ドライバーにとっても、いち早くコースを覚え、チームと協力しセットアップを進めていく能力が問われる。ただこのあたりについては、他チームもまったく条件は一緒。だからこそ、ドライバー、チーム全体に適応力が問われるという訳だ。ちなみに、タイは昨年まで開催されていたマレーシアと同様酷暑の中でのレース。今季のGT500マシンはエアコンが搭載されているとは言え、暑さもまたレースを左右するファクターになるかもしれない。

 また、ウエイトハンデも重要なファクターのひとつ。全8戦のうち7戦目となる今回のレースだが、SUPER GTの規定により、今回のレースは得点と同数のウエイトハンデを背負うことになる。RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの場合、今回は17kg。勝利を狙うには十分な数字と言えるだろう。

 いずれにしても未知なる部分が多いレースだが、初めてSUPER GTを目にするタイの熱狂的なスポーツファンたちの前で、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTはその存在感を示したいところだ。

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