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第7戦 スポーツランドSUGO

第7戦 スポーツランドSUGO

公式予選 9月21日( 決勝レース 9月22日(
RACE
DATE
CIRCUIT
WEATHER
RESULT
2019AUTOBACSSUPERGTRound7『SUGOGT300KMRACE』
予選:2019年9月20日決勝:2019年9月21日
スポーツランドSUGO(宮城県)
予選:曇り/ドライ決勝:雨/ウェット
予選:2位決勝:8位

9月21、22日、宮城・スポーツランドSUGOにおいて2019年SUPER GTシリーズ 第7戦「SUGO GT300KM RACE」が行われ、予選2番手からスタートを切ったチームクニミツのNo.1 RAYBRIG NSX-GTは、今季初優勝を目指して奮闘。
だが、レース後半に入ると、降り続く雨に思うようなパフォーマンスを披露することが困難な状態となり、8位で戦いを終えている。



レースウィークを迎えたスポーツランドSUGO。この日は薄曇りの一日となったが、折しも、日本列島には大型で強い勢力の台風17号が接近中とあって、少なからずともその影響のせいか、気温、路面温度ともに大きく変化することのない天候となった。

SUGOでは8月にGTA公式テストを行っており、このとき、No.1 RAYBRIG NSX-GTは山本尚貴選手のみが参加。タイヤコンディションの確認等、終盤戦の戦いに向けてしっかりデータ収集に務めている。

午前9時にスタートした公式練習。気温16度、路面温度は21度と低い数値を示しており、その後はGT500専有走行時点で気温20度、路面温度24度まで上昇したが、午後からのノックアウト予選でのコンディションを見極めながら、セットアップの煮詰め作業等を行うことになった。

まず、山本選手からドライブを始め、GT300クラスとの混走時間のうち、およそ1時間を担当。様々なセットを試した。その後、ジェンソン・バトン選手へと交代。
残る混走時間枠とGT500クラス専有走行の時間を使って周回し、Q1に向けての最終調整を行った。なお、このセッションでのチームベストタイムは総合11番手となる1分11秒006。バトン選手が終盤にアタックシミュレーションでマークしたものだった。

RACE

決戦の朝を迎えたSUGO。前日よりも日が差すことも多く気温も上昇していたが、やはり午後に入ると灰色の雲が当たり一面に広がり、ぽつりぽつりと雨を降らし始めた。その後、ウォームアップ走行を終え、グリッドで81周の戦いを待つ各車両の上空には一切雨雲は見られなかったが、どのチームもタイヤ選択に腐心していたことだけは確か。そんな中、No.1 RAYBRIG NSX-GTは早めのタイミングでドライタイヤからウエットタイヤへと交換。バトン選手がスタートの時を待った。

レース開始5分前を迎えると、霧雨からよりはっきりとした雨に変わったことから、レースはセーフティカースタートが決定。ポールポジションの17号車はドライタイヤを選択していたが、No.1 RAYBRIG NSX-GT以下、他の上位陣は軒並みウエットタイヤを装着してセーフティカーランに入った。レースは4周目にシグナルグリーンとなり、早速、濡れた路面の中、バトン選手が17号車を逆転。
トップに立つ。

序盤、安定した速さを見せるバトン選手は2番手に上がった37号車のLC500を引き離しにかかり、ときには約10秒の大差をつけて周回。後方車両がピットインし始める中、好タイムを刻んでいたことからそのまま周回を続け、36周終わりでピットに帰還した。チームは新たなウエットタイヤへと交換、山本選手をコースに送り出した。気温19度、路面温度21度という雨の中、タイヤの発動を意識しつつ、周回する山本選手。しかし背後の37号車はルーティンワークでタイヤ交換をしておらず、懸命に応戦したが38周目に惜しくも逆転を許してしまう。なんとかこのポジションをキープさせたかったNo.1 RAYBRIG NSX-GTだが、その直後、1台の車両がコースアウトし、グラベルでクルマを止めたことから、39周目でセーフティカーが導入されることとなった。

ホームストレートでの整列を終えると、レースは44周目にリスタート。一方、SCランでマージンが消滅したNo.1 RAYBRIG NSX-GTは、SCランによるペースダウンで存分にタイヤを温めることができずに苦戦。ポジションを落としてしまう。

厳しいコンディションの中、山本選手もなんとか対処しようと尽力するが、チームはタイヤ交換を決断。52周を終えた時点でピットに戻り、それまで装着していた硬めのウエットタイヤから一番軟らかいウエットタイヤに交換してレース終盤での追い上げに賭けた。これにより、ペースは上げることはできたものの、残念ながら再びポジションアップを狙うには依然として厳しい状況に。しかし、最後に1台逆転を果たして8位でチェッカー!3ポイントをもぎ取った。

No.1 RAYBRIG NSX-GTにとって大きな悔しさが残ったSUGO戦。
結果、今シーズンのタイトル獲得の可能性はほぼ消え去ることになった。

最終戦もてぎでは、すべてをリセットし、今シーズンまだなし得ていない優勝を目標に、チームがひとつとなって力強い戦いをするのみだ。

◎高橋国光総監督 予選から最初のスティントまではチームが完璧な仕事してくれました。久しぶりにトップを快走する我がチームを皆さんに見せることができたのですが・・・これは本人が一番びっくりしてると思いますが山本選手のペースが上がりませんでした。選手のドライビングの問題ではなく、路面とタイヤ、そしてその他との微妙な状況が原因となってしまったのかなと思います。現にライバルたちも同じような状況に苦戦していたマシンが何台もいたのがその証拠でしょう。しかし、そんな荒れたレースでポイントを取れたのが救いです。 次戦は最終戦なので、何としてもいい成績で終わりたいですね。
SUPERGTのシリーズ戦ではありませんが、チームはすぐにホンダの代表としてホッケンハイムで開催されるDTMとの交流戦に参戦します。こちらも是非TEAM KUNIMITSUを応援していただけると嬉しいです。
引き続きチームへの応援をよろしくお願いします。
◎山本尚貴選手 レース中はポジション争いを続けている37号車の動きも見ていたし、先に向こうがピットインしたわけですが、僕らもタイミング的に(タイヤの)替え時だったので、ピットインを行いました。
37号車は無交換でしたが、僕らは降り続く雨を考え、JB(ジェンソン・バットン選手)と同じ硬めのウエットタイヤに交換しました。ただ、スティント中はタイヤが最後まで温まりませんでした。結果としてもう一度ピットに戻りタイヤを替えることになったのですが、その原因はまだ終わったばかりの時点ではわからないです。

実際、JBはいい走りをしてくれたし、クルマ(のセッティング)も変えていません。
ですが、ペースがあれほど悪かったのは、ちょっと自分でも混乱しています。JBのペースを見ていたので、タイヤ交換後、自分も同じように走れると思っていたのですが……。
確かに天候は序盤よりも悪くなりましたが、もうちょっとうまく走りたかったですね。
最終戦に向けて、もう失うものはなにもないし、いい走りがしたいです。
結果も大事ですが、自分らしくしっかりと戦いたいと思います。
◎ジェンソン・バトン選手 レース直前に天候が急変したので、どのタイヤを着けるかがまず大きな問題になりました。ウエットタイヤを選んだ僕らの判断は正しかったと思います。
(セーフティカーラン後の)スタート自体良かったし、トップに立ってからの数周は、コース上で走行しやすいラインを探しながら走りました。これでしっかりとプッシュすることができて、前とのギャップを広げることができたと思います。

僕のスティントはタフなコンディションの中でしっかり走ることができて、とても充実していました。ペースも良かったし、同じGT500クラスの車両をラップダウンできました。
37号車とのバトルもハードではあったけれどやりがいもありました。タイヤにも難しいコンディションでしたが、存分にやりきれました。雨が続くと色々タフな面が出てきますが、その中でしっかりと走り切り、ポイントを獲得できたのは大事なことだと思います。
◎小島一浩監督 レースが終わったばかりの時点では、チームとしても原因が解明できてない状態です。
ホンダ勢としてはほぼ似たような傾向にあったようですが、正直わからないですね。

レースはグリッド上で雨になったので、硬いほうのウエットタイヤを装着してスタートしました。JB(ジェンソン・バトン選手)がトップを獲って周回していたのですが、2番手のに37号車はほぼミニマムの周回数でピットインしてタイヤ無交換をしました。一方、この時点ではコース上のJBの方がまだ(37号車よりも)速かったため、このままタイムギャップを広げたいという思いがありました。タイヤはできれば無交換で行きたいとも思いましたが、先にピットインした(同じNSX-GTの)8号車のタイヤに摩耗が見られたので、僕らも交換が必要なのではと感じました。結果、まだペース的にいいJBにもう少しドライブしてもらい、タイヤ交換をしてもトップで復帰できる戦略で行こう、ということになりました。

ところが、改めて装着した硬いウエットタイヤがまったく発動せず……。山本選手はJBの力走を見ていたので、その状況に驚いたと思います。加えて、セーフティカーのコースインでタイヤが冷えてしまったことにも関係があるかもしれません。ですが、あのままではポジションを守ることすら難しいと判断して2度目のピットインに踏み切りました。しかしながら、硬めから軟らかいウエットタイヤにしたものの、なぜかタイムは上がらず、それが不思議で仕方ありません。
これから原因究明を行う必要がありますが、思わぬ状況に陥りました。

寒い中レースを見守ってくれた現地の皆さんには、予選2位からのレースで優勝への期待を持って見ていただいたにも関わらず、結果を残すことができず申し訳ないことになったと思っています。これにめげずに頑張りますので、最終戦も引き続き応援をよろしくお願い致します。
qualifying

迎えたノックアウト予選Q1。午後2時33分にコースインが始まると、担当のバトン選手はほぼ全車がコースに向かったのを確かめるかのようなタイミングでピットを離れた。気温19度、路面温度25度の中、アタック2周目に1分10秒623をマークしたバトン選手はこの時点で4番手を獲得。もう1周アタックに向かったが、惜しくも更新ならず。後に他車がタイムアップしたため、No.1 RAYBRIG NSX-GTは6番手でQ1を通過した。

続くQ2は午後3時11分にスタート。ほぼQ1と同じコンディションの中、山本選手がアタックを開始。アウトラップを経て他車よりも早いタイミングでアタックに入った山本選手は1分10秒151をマークし、トップに浮上。昨シーズンに自身がマークしたコースレコードを再度更新する力走を見せる。だが、その直後、同じNSX-GTの17号車がこれを上回り、トップに浮上。結果、No.1 RAYBRIG NSX-GTはフロントロー、2番手から決戦を迎えることになった。

予選2位を手にした山本選手は、「同じクルマ、タイヤの17号車に負けたことは喜ばしいことではないですが、その一方で、僕らは最近、スピードに関してあまり満足のいく仕上げができていなかったので、今回の結果で2番手に来られたことは良かったと思う」とコメント。また、コースが短く、抜きどころも少なく荒れた展開になりやすい決戦に向け、「できるだけ前から走れた方がいいところ。前からスタートできるのでレースや進めやすいと思うので、それをうまく味方につけて勝ちたい」と意欲を見せた。

また、バトン選手も「あまりドライブする機会はなかったものの、Q1をうまく通過することができてうれしかった。明日がもし雨になったとしても、また違った展開に持ち込めることもあるので、楽しみにしている」と笑顔を見せた。

チーム一丸で、ベストな戦いを探求!


ついに今シーズンのセミファイナル戦を迎えるSUPER GT。前大会からわずか2週間という短期間での開催となる。場所はみちのく仙台にあるスポーツランドSUGO。No.1 RAYBRIG NSX-GTにとっては、昨年、山本尚貴&ジェンソン・バントン組としてコンビ初優勝を飾った験が良いサーキットでもある。佳境に入った中で迎えるSUGO戦で、ラストスパートへの弾みをつけたいところだ。

不安定な天候の中で開催された前回のオートポリス戦。予選日の公式練習の時点から、今ひとついい流れをつかめなかったNo.1 RAYBRIG NSX-GT。ノックアウト予選Q1の出走に留まり、決勝ではオープニングラップでハプニングに見舞われ、戦いを終えている。ドライバーはもちろんのこと、チームスタッフにとっても消化不良の思いがあるだけに、SUGOではなんとしても結果を残さなければならない。

8月10、11日にはサーキットでSUPER GT公式テストが行われており、その際、路面コンディションは結果的にドライ、ハーフウエット、ウエットと変化の見られたことで多くのデータを得ることとなった。あとは本戦に向け、チームとしてより速さ、強さを引き出せる1台を用意するのみだ。

今大会からレギュレーションに沿ってウェイトハンデも軽減。No.1 RAYBRIG NSX-GTは29kgウェイトを搭載して挑戦することになる。コンパクトながら攻め甲斐のあるSUGOでいかなる走りを披露してくれるのか、そしてチームとしてどのような粘りある戦いを展開するのか。出来得る限りの準備を整え、まずは予選での好位置獲得を目指すのはもちろん、決戦でのNo.1 RAYBRIG NSX-GTらしいパフォーマンスにも期待が集まる。


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